🏡軒と庇の違いについて😌
2024/03/08
軒と庇は建物の構造要素であり、外部の要素から建物を保護する役割を果たしますが、それぞれ異なる構造を持ちます。
1.軒(のき)
軒は建物の屋根の端部分で、壁から外に突き出した部分です。
主な機能は雨や雪、日差しを建物内部に侵入させないようにすることです。雨水や雪が軒に集まり、地面に落ちるのを防ぐことができます。
通常、軒の下には屋根の一部があり、軒を形成することが一般的です。
2.庇(ひさし)
庇は軒と同様に建物の外部に突き出した部分ですが、軒とは異なり、壁の外に突き出している部分を指します。
庇は建物の出入り口や窓など、建物の特定の部分を保護するために設置されることがあります。雨や日差しをシェードし、建物内部を保護します。
庇は特に建物の外観やデザインに影響を与える場合があり、美的な要素も含まれることがあります。
要するに、軒は屋根の端部分から壁の方向に突き出し、雨や雪を遮る役割を果たすのに対し、庇は壁から外に突き出し、出入り口や窓など特定の部分を保護する役割を果たします。
【リニュアル仲介コラムより】
横手市の軒と庇について
秋田県横手市の軒と庇は、北国の気候に合わせた設計が行われています。横手市は寒冷な地域であり、雪の多い冬季には十分な保護が必要です。
1.軒(のき): 横手市の軒は、雪が多く積もることを考慮して設計されています。一般的には他の地域よりも広く、強固に建物の外側に突き出しています。これにより、雪が屋根や外壁に直接積もることを防ぎ、建物の構造や外観を保護します。また、通行人や建物の周囲にいる人々の安全を確保する役割も果たします。
2.庇(ひさし): 横手市の庇も広く設計されており、特に出入り口や通路の上に設置されることが一般的です。これにより、雪や雨から出入り口を守り、冬季の凍結や滑りを防ぎます。庇はまた、建物の外壁を保護し、雪や氷の落下から人々を守る重要な役割を果たします。
横手市の軒と庇の設計は、地域の気候条件と共に、伝統的な建築様式や現代の建築技術も組み合わされています。これにより、建物は耐久性や安全性を確保しながら、美しいデザインも実現されています。