住み始めてからの家のメンテナンスが大切
2024/07/11
住み始めてからの家のメンテナンスが大切
ご自宅は築何年になりますか?
家を長持ちさせるにはこまめなメンテナンスが必要です。
一生に一度の買い物と言われる住宅ですが、買ったら終わりのわけではありません。
定期的なケアをしながら住むことで、経年劣化を遅らせ、住まいを長持ちさせ、気持ちよく暮らすことができるのです。
新築から10年を目安に行うメンテナンスは、戸建て住宅を長持ちさせるためには、目立った傷みや、気になる箇所がなくても行う必要があります。
それは雨や風、振動、日差しによる紫外線、室内で発生する湿気など、住宅は日々色々なダメージを受け、経年劣化していきます。
築10年~20年のメンテナンス
一般的に戸建て住宅は、新築から10年を目安に、外壁塗装工事など大規模なメンテナンスが必要になります。
■外壁
塗装工事
外壁全面と、軒裏など外壁に付帯している部分(付帯部分)を塗装する工事です。塗装にあたって、外壁にできたひび割れの補修なども実施します。
外壁を良い状態に保つため、築15年以内に1度塗装しておくことをおすすめします。
シーリング(コーキング)打ち替え
サイディング外壁は、板状の外壁材「サイディングボード」同士のつなぎ目やサッシと外壁の間のすき間を、緩衝材・防水材の役割を果たす「シーリング」で埋めています。
一般的に10年を目安に、シーリングは経年劣化でひび割れが目立ってきて、緩衝材・防水材としての役割を果たせなくなります。
■屋根
塗装工事
屋根全体と、破風板などの付帯部を塗装する工事です。
破風板や雨樋など、屋根周りの細かい部位の点検です。
■水まわり
レンジフード交換
コンロ交換
洗面化粧台交換
ユニットバス交換
給排水管点検
■バルコニー・ベランダ
ベランダのFRP防水やりかえ工事です。
ベランダの防水劣化は、雨漏りに直結する恐れがあるため、外壁塗装同様に築10~15年を目安に行いましょう。
ベランダの防水立ち上がり部分や、金物との取り合い部分のシーリング打ち替え工事です。
■その他
防蟻工事
網戸張替え
サッシ・玄関扉点検
などがあります。
9月は台風が多く発生します。
近年頻発する線状降水帯対策も兼ねて家のメンテナンスはしっかりやっておくと安心です。
~リニュアル仲介コラムより~