増え続ける空き家💦処分費用も増えていく⁉
2024/08/24
空き家が増え続けています。思い出の家をすぐ処分するのは難しいかもしれませんが、放置していると、様々なトラブルにつながりかねません。近隣住民にも迷惑がかかります。まずは適切に管理し、最終的には売却、貸す、解体するといった手段を検討したいものです。
人口減少や高齢化などを背景に空き家の増加傾向が止まらないようです。なかでも居住など使う目的がない「放置空き家」は385万戸に上るようです。
空き家は適切な管理が必要です。半年も放置すると、人が住めなくなると言われています。また、新たに所有者となった人が遠くに住んでいて、電気やガスを止めて何もしないままでいると、1年もすれば荒れてしまうようです。並行して売る、貸すといった手段を積極的に探さなければなりません。
※『特定空き家」と指定される前に不動産の相談をしましょう!
空き家を巡っては倒壊の危険や衛生上の問題などで周囲に悪影響を及ぼすものを「特定空き家」と指定する仕組みが特別措置法で設けられています。
管理にあたってのポイントは家屋の通気や換気、台所の流しやトイレ、風呂などの排水設備の通水のほか、庭木の枝の剪定(せんてい)や草むしり、敷地内の清掃、郵便物の確認などをしているかが挙げられます。建物全体の傾きや雨漏りの跡の確認も重要になります。
自治体が空き家の有効活用を目指して運営している「空き家バンク」や空き家に的を絞った仲介・買い取り業者もいます。その地域の専門家に相談すると、意外な活用法が見えてくるかもしれません。
空き家を抱えたまま何もしないでいれば、子・孫世代が管理や処分に苦労するかもしれません。空き家のまま長く時間が経過するほど売却などの選択肢も狭まります。早めに行動を起こす必要があり、今後の活動にお役立ていただければと思います。
◎~リニュアル仲介 コラム引用~